「裁判所は10歳女児の言うことなんか聞かないよ」と富山地裁の田中聖浩(きよひろ)裁判長
当時15歳と10歳の姉妹に対する、4件の準強姦と強制わいせつ事件の裁判。田中実被告42歳に懲役13年。その交際相手の女39歳に懲役4年。
しかしこの量刑は4件の裁判のうち3件のみ。1件は起訴無効の公訴棄却判決。「10歳の女児に訴える能力は無い」と富山地裁の田中聖浩(きよひろ)裁判長は門前払い。
4件のうち2件は10歳の女児に対する強制わいせつ事件で、女児の供述調書を告訴として、これに祖母の告訴状を加えていた。本来は親権者が告訴状を出すべきなのだけれど、母親がほう助の容疑で逮捕されていたために、祖母が代理。
しかし、富山地裁の田中聖浩(きよひろ)裁判長は10歳女児の供述調書を「幼い」から告訴と認めず。祖母の代理について、1件の強制わいせつ事件は母親が共犯だから代理を認めた。しかしもう1件の強制わいせつ事件は母親の関与がないから母親が告訴権者として、祖母の代理は認めなかった。
だから4件で起訴したのに、量刑は3件のみ。残り1件は「他の3件で共犯とされた母親に告訴して貰うべきだった」と富山地裁の田中聖浩(きよひろ)裁判長の暖かいお言葉。他の事件で共犯を認定された母親にも親権があると言うことだ。
これの解釈を応用すれば、「母親の彼氏が小学生の娘に暴行しても、母親が告訴しなければ事件に出来ない」と裁判所が認めたことになる。母親が「暴行など無かった」と証言し、母親が彼氏を庇えばOK。
…ああ、日本なら日常的にある光景かもしれないな。日本は子どもに人権がない国だ。
富山地検は控訴している。
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